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もうすぐアナログ放送の時代が終わる。
2001(平成13)年の電波法の改正により、アナログ放送による周波数の使用が10年以内に停止されることになりました。これを受けて、総務省の放送用周波数使用計画(チャンネルプラン)では、その使用期限を2011(平成23)年7月24日(計画変更の公示日2001年7月25日の10年後)と規定しました。
つまり、アナログ放送は2011年7月24日までに終了することとなったのです。
デジタル化の目的
従来のテレビ放送の形であるアナログ放送では、通信・放送に利用される一定の周波数の電波(=UHF)を最大限使用してきました。地上デジタル放送では、このUHFのチャンネルの一部をデジタル化して使用することで、チャンネルに余裕が生じます。この空いたチャンネルを、携帯電話などの移動体通信や高度道路交通システム(ITS)などに有効活用し、便利で安心な情報化社会を作っていこうというのが、地上放送のデジタル化の大きな目的のひとつとなっています。もちろん普通のテレビ放送も、デジタル化されることによってより美しい映像や便利なサービスの提供が可能になります。
①電波の有効利用
電波は、もう、目いっぱい使われています。通信や放送などに使える電波は無限ではなく、ある一定の周波数に限られています。現在の日本では、使用できる周波数に余裕がなく過密に使用されています。
デジタル化すればチャンネルに余裕ができます。デジタルテレビ放送では大幅にチャンネルを減らすことができます。空いた周波数を他の用途への有効利用が可能になります。
②多様なサービスを実現
多様なサービスを実現現代の生活のなかで最も身近な「テレビ」もテレビのデジタル化によって、今までにない多様なサービスを実現します。
地上デジタルテレビ放送では、デジタルハイビジョンの高画質・高音質番組に加えて、双方向サービス、高齢者や障害のある方にやさしいサービス、暮らしに役立つ地域情報などが提供されています。
また、携帯電話、移動体向けのワンセグサービスも開始されています。
③世界の潮流
地上デジタルテレビ放送は1998年にイギリスで最初に開始されました。現在は欧米ではアメリカ、ドイツ、イタリアなど、アジアでは韓国、中国、ベトナムなど、世界の20以上の国と地域で放送されており、デジタル放送は世界の潮流となっています。
④情報の基盤
地上デジタルテレビ放送対応テレビをネットに接続し、より多くの情報を得ることができます。テレビをデジタル化することで、誰もが情報通信技術の恩恵を受けられるような社会にすることは国の重要な未来戦略であり遅らせることのできない施策です 。
デジタル放送の双方向
デジタル放送にすることで楽しみ方が増えたといえる、双方向サービスについて紹介していきます。双方向サービスを利用することで今までよりもテレビをより楽しむことができる可能性を持っています。
双方向サービスとは
双方向サービスとは番組側と視聴者側がお互いにやりとりができるサービスです。現在のところクイズ番組やテレビショッピング、天気予報などのサービスがあります。この双方向サービスの魅力は番組に対してリアルタイムに反映させられる点があります。例えば、天気予報など自分の地域の情報だけを得ることもできるようになっています。
双方向対応クイズ番組
双方向サービスの中で一番魅力的なのが、双方向対応クイズ番組ではないでしょうか。この双方向サービスを使うことで、日本中の視聴者が参加者になることができるようになります。
2006年度のBSデジタル放送では、にっぽんのマジョリティーという番組がありました。この番組は双方向サービスを利用して、視聴者の意識や意見を集めます。その結果、一番多い意識や意見は何かというクイズを出します。これには、正解は決まっていません。視聴者の意識や意見が多いものが正解となるわけです。
生放送となっており、自分も意見を送信することで、実際にその場で参加している気分を十分感じることができる番組となっています。 このような新しい双方向のやり取りができる番組ができるのがデジタル放送の魅力となっています。
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最終更新日:2016/4/22 "
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